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24.12.24 海外市場で再び輝く日本の製品—成功事例から学ぶ視野拡大の重要性

24.12.24

日本市場ではすでに需要が下火になっている製品やサービスでも、海外市場に目を向けることで新たな売上機会を得られることがあります。「国内での販売が厳しいから撤退」と考える前に、一歩視野を広げてみませんか?本記事では、実際に成功を収めた事例をもとに、海外市場の可能性と、その実現を支える当社のコンサルティングサービスをご紹介します。

 

成功事例:自動車装飾部品販売会社の海外進出
1. 背景と課題
ある自動車装飾部品販売会社は、日本国内での需要縮小に直面していました。この状況を打開するために、海外市場への進出を検討しましたが、どの市場を狙うべきか、どのように進出すべきかといった明確な戦略がなく、行動に踏み切れない状態でした。

2. 支援内容
当社は、この企業の海外初進出を全面的にサポートしました。
具体的なステップとしては以下の通りです:

①既存のインターネット販売ページを英語対応し、海外からの注文に対応。
②海外現地在住の方々へのヒアリングから海外需要の有無を確認。
③伴走型支援として、販売戦略の立案やディストリビューター獲得を全面サポート。
(※②のヒアリング結果をもとに台湾・ASEAN地域への進出を目指す。)
④インターネットで購入を行った海外顧客と直接コンタクトを取り、現地での正確な需要と購入理由を分析(修理工場の担当者が部品を購入していることを確認)。
⑤この実績をもとに現地の修理工場と交渉を行い、販売代理店として契約を締結。

その後、現地の修理工場へのアプローチを当社が代行し、多数のディストリビューターを獲得。

3. 成果
初めに台湾市場で提携先を獲得し、その成功を皮切りに事業を拡大。
現在では台湾に3箇所、香港に5箇所、マカオに1箇所、マレーシアに2箇所、計11箇所のディストリビューターと提携。
現地での自動車装飾部品の販売を確立することに成功しました。

 

海外市場で成功するために重要なポイント
1. 視野を広く持つ
国内市場の状況だけで製品の将来を決めつけないことが重要です。同じ製品でも海外ではニーズが高い場合があります。特にアジア市場では、日本製品の品質や信頼性が高く評価されるケースが多く見られます。
2. 適切な市場選定
すべての市場が成功するわけではありません。当社では事前の市場調査や営業代行を通じ現地の代理店候補から得られる現地の情報をもとに、現地での成功可能性が高い市場を選定します。
3. パートナーシップの構築
現地での成功には信頼できる提携先の存在が欠かせません。当社は、交渉から契約締結までのプロセスをサポートします。

 

当社が提供するサポート
「海外進出を考えたいけれど、何から始めればいいのか分からない」という中小企業様に対して、当社は以下のような支援を提供します:
海外進出プランニング:ターゲット市場の分析とリソースを踏まえた実現可能な進出戦略の立案。
販路開拓:現地ディストリビューターや提携先の選定と交渉。
伴走型支援:進出後の事業運営やマーケティングの継続的なサポート。

 

まとめ
日本市場ではすでに下火になった商品でも、海外市場に目を向けることで新たな可能性を切り開くことができます。今回の成功事例のように、一歩視野を広げ、適切な支援を受けることで、国内市場では見えなかったチャンスを掴むことができます。
海外展開にご興味のある方、ぜひお気軽にご相談ください。当社が貴社のビジネスを成功へと導くプランニングをお手伝いいたします。

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