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24.4.15 Googleを活用した海外展開のご提案① Google広告
24.04.15世界中のビジネスにとって、グローバル市場への進出は成長と競争力を高める重要な戦略です。
その中でも、Googleは検索エンジンの世界シェアではGoogleは91.61%(2024年2月/StatCounter調べ)と圧倒的で、130を超える言語で利用できるなど世界中にユーザーが存在するグローバル企業です。Googleの高いシェア率と豊富な機能を活用することで、効率的に世界中の顧客にリーチし、海外展開を成功させることが可能です。
今回はGoogleの強みを生かした海外展開の方法を、全4回に分けて紹介させていただきます。Google広告の活用
Google広告は、世界トップシェアの検索エンジンを利用して、海外市場での商品やサービスを効果的にプロモーションするための強力なツールです。その運用方法は日本国内向けと同じであり、誰でも簡単に始めることができます。日本にいながら素早く効果的に、海外ユーザーにアプローチすることができます。Google広告はリスティング広告と呼ばれる手法を用いており、他のマーケティング手法とは異なり、キーワードを決定して広告を入稿すれば、すぐにそのキーワードを検索したユーザーに広告を表示できます。これにより、効果的な広告キャンペーンを即座に展開することが可能です。また、低予算から始められる点や、サイト訪問などの成果に対する課金制度が選択できるため、リスクを最小限に抑えながらマーケティングを行うことができます。さらに、Google広告の強みの一つに「ターゲティング機能」があります。地域ターゲティング機能を活用すると、国や地域だけでなく、地域グループや特定の場所などを選択し、広告を掲載できます。さらに、年齢や性別などの基本属性だけでなく、趣味や関心分野などの詳細な属性もターゲティング設定できます。これにより、より特定のターゲット層にアプローチし、効果的な広告キャンペーンを展開することが可能です。
また、Google広告の分析ツールを活用することで、リアルタイムで広告の効果を把握し、キャンペーンを最適化することができます。これにより、迅速な対応や改善が可能となります。クリック率、コンバージョン率、費用対効果などの指標をリアルタイムで分析、広告の問題点を広告の配信中でも直ちに変更することで、短期間で最適な広告に辿り着くことができます。
ただし、注意点として、適切なキーワード設定が重要です。言語や文化の違いにより、同じ言語を話す国でも、言い回しなどが異なることがあります。そのため、単純な翻訳ではユーザーへのメッセージが伝わりにくくなる場合があります。地域に精通したサポーターや代行業者の協力を得て、適切なキーワード設定を行うことが重要です。
Google広告が向かない国・地域
Google広告は世界的に高いシェア率を誇りますが、中国ではGoogleの利用が制限されており、百度(Baidu)が主流です。また、ロシアではYandex、韓国ではNaverが主要な検索エンジンとなっています。ただし、アジア全体ではGoogleのシェアが90%以上を占めており、ターゲット国の検索エンジン市場を考慮しつつ、Google広告の利用を検討する必要があります。まとめ
Google広告を活用すれば、費用対効果の高い広告戦略を展開し、海外市場でのビジネス拡大を実現できます。特に商品・サービスとマッチするようなターゲット国の選定、ターゲット国のリサーチを行うという点は、広告出稿に限らず海外進出において最も重要なポイントです。
弊社では包括的に海外展開を支援させていただいております。一緒に海外市場への挑戦を考えてみませんか。お気軽にご相談ください。